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2020年02月19日
柔道整復師国家試験対策テーマは「消化器」
お~す。大村接骨院の大村です。
消化器系の〇×問題です。
苦手な人はやってみたらどうでしょう。
ただし、スキマ時間でやってください。
スキマ時間がない人はやったらだめです。
内臓1 口腔は口腔前庭と固有口腔に分けられる.
○
内臓2 口腔前庭は上下歯列より後方部分のことである.
× 口腔前庭は上下歯列より前方である.
内臓3 口腔の天井の後ろ1/3を硬口蓋という。
× 前2/3が硬口蓋、後ろ1/3が軟口蓋である。
内臓4 口腔と咽頭の境を口峡という.
○
内臓5 口蓋垂は軟口蓋の後方正中部に存在する。
○
内臓6 口蓋垂から咽頭舌弓と口蓋咽頭弓の2条の粘膜ひだが伸びている。
○
内臓7 口蓋扁桃は軟口蓋と硬口蓋の境界部に存在する。
× 口蓋舌弓と口蓋咽頭弓の間の扁桃窩に存在する。
内臓8 唾液腺は粘液腺と漿液腺の2つに区分される.
× 左記プラス 混合腺の3つである.
内臓9 大唾液腺は耳下腺,顎下線,口蓋腺の3つである.
× 耳下腺,顎下線,舌下腺の3つ
内臓10 耳下腺の開口部は耳下腺乳頭といい固有口腔に開口する.
× 上顎第2大臼歯の対向面に開口するので固有口腔ではなく口腔前庭である.
内臓11 純粋に漿液状の唾液を分泌するのは顎下線である.
× 純漿液腺は耳下腺である.
内臓12 大唾液腺の中で2番目に大きいのは舌下腺である.
× 顎下線である.1番大きいのは耳下腺.
内臓13 舌下小丘と舌下ひだに導管を開口するのは顎下腺である.
× 舌下腺である.耳下腺は舌下小丘
内臓14 耳下腺の開口部は上顎犬歯の対向面に存在する.
× 上顎第2臼歯の対向面である.
内臓15 耳下腺は粘液腺である.
× 耳下腺は純漿液腺である.
内臓16 顎下腺は舌下小丘に開口する.
○
内臓17 歯根と歯槽を結合しているのは歯根膜である.
○
内臓18 歯冠部の表層を取り囲むのはエナメル質である.
○ ちなみに歯根部はセメント質
内臓19 歯髄腔の外側を取り囲み歯の大部分を占めるのはセメント質である.
× 象牙質である.
内臓20 舌の前2/3の味覚を司るのは舌咽神経である.
× 顔面神経である.後ろ1/3が舌咽神経
内臓21 歯の表面は歯冠部ではセメント質,歯根部ではエナメル質でおおわれている.
× 歯冠部はエナメル質,歯根部はセメント質でおおわれている.
内臓22 乳歯は上顎・下顎の左右両側に切歯2,犬歯1,臼歯3の計24本存在する.
× 切歯2,犬歯1,臼歯2の計20本存在する.
内臓23 永久歯は上顎・下顎の左右両側に切歯2,犬歯1,小臼歯2,大臼歯3の計32本存在する.
○
内臓24 舌の上面を舌背という.
○
内臓25 舌背部全体に存在する非常に小さい乳頭で上皮が角化し白っぽく見えるのは茸状乳頭である.
× 糸状乳頭である.
内臓26 舌根と舌体を分けるのは分界溝である.
○分界溝の前には有郭乳頭が存在する.
内臓27 唾液腺の分泌は交感神経により促進され,副交感神経により抑制される.
× 唾液腺は交感神経・副交感神経ともに促進される.2重支配だが拮抗支配ではない.
内臓28 舌乳頭には糸状乳頭,茸状乳頭,葉状乳頭,有郭乳頭の4つがある.
○
内臓29 舌乳頭のうち分界溝の前に一列に並ぶ大きな乳頭は茸状乳頭である.
× 分界溝の前に一列に並ぶ舌乳頭は有郭乳頭である.
内臓30 有郭乳頭には味蕾が存在しない。
× 糸状乳頭に存在しない。
内臓31 舌のうしろ1/3部の味覚は顔面神経が支配している.
× 顔面神経は前2/3の味覚,舌咽神経は後ろ1/3の味覚を司る.
内臓32 咽頭は消化器系のみの通路である.
×咽頭は消化器系と呼吸器系の共通の通路である。
内臓33 中耳から出る耳管は下鼻道に開口する.
× 咽頭に開口し,開口部を耳管咽頭口という
内臓34 咽頭は咽頭鼻部と咽頭口部の2部で構成される。
× 咽頭鼻部、口部、喉頭部の3部で構成されている。
内臓35 咽頭扁桃,耳管扁桃,口蓋扁桃,舌扁桃をあわせてワルダイエルの咽頭輪という.
○ これらの扁桃は咽頭を輪状に取り囲んでいる.別名:リンパ咽頭輪
内臓36 食道は第6頚椎の高さで咽頭に続く.
○ 第6頸椎から始まる。
内臓37 食道は気管の後方に存在する。
○
内臓38 食道には3ヶ所の生理的狭窄部がある.
○ 起始部と気管分岐部,横隔膜貫通部
内臓39 食道の生理的狭窄部の一つが横隔膜を通過する部分である.
○ その他,食道の起始部(第6頚椎付近),大動脈弓・気管支と交叉する部分.
内臓40 食道の筋は全て平滑筋である.
× 上1/3横紋筋,中1/3横紋筋と平滑筋した1/3平滑筋である.
内臓41 食道の下部は胃の幽門につらなる.
× 胃の噴門につらなる
内臓42 食道壁は粘膜,筋層,漿膜である.
× 粘膜,筋層,外膜(線維膜)である.漿膜がなく外膜によって周囲組織に結合してるため,癌が浸潤しやすい.
内臓43 食道の粘膜は単層立方上皮である.
× 食道も刺激の多い部分であり,重層扁平上皮で出来ている.口腔,肛門管,皮膚など
内臓44 胃の粘膜上皮は単層円柱上皮である.
○
内臓45 胃の上縁を大彎という.
× 胃の上縁は小弯,下縁が大彎
内臓46 胃から十二指腸への開口部を噴門という.
× 幽門といいます.
内臓47 幽門に存在する幽門括約筋は横紋筋である.
× 平滑筋である
内臓48 胃腺には噴門腺,幽門腺,固有胃腺が存在する.
○
内臓49 固有胃腺の上皮細胞には主細胞,傍細胞,副細胞がある.
○
内臓50 固有胃腺の副細胞からはペプシノーゲンを分泌する.
× 主細胞がペプシノーゲン,傍細胞が塩酸,副細胞が粘液を分泌する.
ゴロ:シュワッとペプシを飲んで坊さんが福を念ずる。
内臓51 胃の筋層は内輪走,外縦走線維の2層である.
× 胃の筋層は内側から斜走,内輪走,外縦走線維の3層である.
内臓52 十二指腸は腸間膜を持たない.
○ 腸の中でも腸間膜を持つ部分を腸間膜小腸(小腸)といい空腸と・回腸に分けられる.
内臓53 十二指腸は口側から上部→下行部→上行部→水平部そして空腸に連なる.
× 上部→下行部→水平部→上行部
内臓54 十二指腸空腸曲を固定支持しているのはトライツ靱帯である.
○ トライツ靱帯は十二指腸提筋ともいう.
内臓55 大十二指腸乳頭は十二指腸の下行部に開口する.
○ 十二指腸は近位から上部,下行部,水平部,上行部の4部からなる.(大十二指腸乳頭はファーター乳頭という。)
内臓56 大十二指腸乳頭を取り囲むオッディの括約筋は横紋筋である.
× 平滑筋である.
内臓57 十二指腸から空腸に移行する部分は急激に屈曲し十二指腸空腸曲という.
○
内臓58 横隔膜から十二指腸空腸曲へ平滑筋を含んだ線維束が付くがこれを十二指腸縦ヒダという.
× トライツ靱帯または十二指腸提筋といい,十二指腸空腸曲を固定している.
内臓59 回腸の大腸への開口部を回盲口いう.
○
内臓60 空腸と回腸では空腸の方が長い.
× 空腸が全長の2/5,回腸が3/5を占める.
内臓61 小腸の壁は粘膜,筋層,外膜の3層からなる.
× 粘膜,筋層,漿膜の3層である.
内臓62 空腸・回腸の粘膜は吸収効率を高めるため輪状ヒダと腸絨毛が存在する.
○
内臓63 腸絨毛,輪状ひだは空腸より回腸で発達している.
× 空腸の方が発達している.
内臓64 小腸の粘膜にはリンパ小節が多数集まった集合リンパ小節が存在する.
○ パイエル板という.
内臓65 小腸の粘膜上皮は重層扁平上皮である.
× 単層円柱上皮である.
内臓66 腸絨毛は回腸より空腸に多く存在する.
○ ちなみに輪状ヒダも同様
内臓67 パイエル板は空腸の方に多く認める.
× パイエル板は集合リンパ小節ともいい,小腸下部(回腸)の方が発達がよい.
内臓68 空腸のほうが回腸より長い。
× 通常、前2/5が空腸、後ろ3/5が回腸である。
内臓69 小腸の粘膜全域に存在し消化液(粘液も)を分泌するのはリーベルキューン腺である.
○
内臓70 回腸と大腸の境に存在する弁をバウヒン弁という.
○ 回腸と大腸の境界である回盲口には回盲弁が存在する.別名:バウヒン弁
内臓71 ブルンナー腺は回腸に存在する.
× 十二指腸に存在し.十二指腸腺とも呼ばれる.主に粘液(重炭酸)を分泌する.
内臓72 大腸は大きく盲腸,結腸,直腸の3部に分けられる.
○
内臓73 上行結腸は左側腹部を上行する.
×右側腹部である.
内臓74 横行結腸から下行結腸への移行部分の弯曲を左結腸曲という.
○ 上行結腸から横行結腸への移行部は右結腸曲と言います.
内臓75 結腸には結腸長軸に3本の結腸ヒモが存在する.
○
内臓76 結腸には輪状ヒダが存在する.
× 輪状ヒダは小腸(特に空腸)に存在する.
内臓77 結腸ヒモは強靭な線維が集まったものである.
× 縦走筋が3箇所で集まったものである.
内臓78 結腸ヒモが短縮するために結腸には結腸膨起や腹膜垂を認める.
× 結腸膨起や結腸半月ヒダを認める.腹膜垂は漿膜に包まれた脂肪組織塊である.
内臓79 結腸ヒモは輪走筋が集まって出来たものである.
× 縦走筋
内臓80 大網ヒモは結腸に存在する.
○ 結腸ヒモは大網ヒモ,間膜ヒモ,自由ヒモの3本である.
内臓81 内肛門括約筋は平滑筋である.
○ 外肛門括約筋は横紋筋である.
内臓82 外肛門括約筋は平滑筋である.
× 横紋筋である.
内臓83 肝臓の右葉と左葉では左葉の方が大きい.
× 右葉が4/5,左葉が1/5を占める.
内臓84 肝臓の上面で腹膜に覆われていない部分を無漿膜野という.
○ 肝臓の上面は横隔膜に接しており特に後方部では横隔膜と直接接着し腹膜を欠く.
内臓85 肝臓において門脈や肝管や神経などが出入りする部分を類洞という.
× 肝門である.
内臓86 肝静脈は肝門を通過する。
× 固有肝動脈、門脈、肝管、リンパ管、自律神経などの出入り口であるが、肝静脈のみ通過しない。
内臓87 肝鎌状間膜は肝臓を右葉と左葉に分ける。
○ 肝鎌状間膜は左右の腹膜が合わさったものである。
内臓88 肝臓を機能的に左葉と右葉に分ける線をカントリー線という.
○ カントリー線は肝臓の下面で胆嚢窩と下大静脈溝を結ぶ線で肝臓を機能的に左葉と右葉に分けている.
内臓89 肝動脈は肝臓の機能血管である.
× 肝動脈は肝臓の栄養血管である.
内臓90 門脈は肝臓の栄養血管である.
× 門脈は機能血管である.
内臓91 肝臓のクッパー星細胞は胆汁を分泌する.
× 大型の細胞で食作用を有する.
内臓92 中心静脈は肝小葉の中心を走る。
○
内臓93 肝臓の静脈はまず肝静脈に集まり中心静脈となって下大静脈に注ぐ.
× 洞様毛細血管(類洞)→中心静脈→肝静脈→下大静脈
内臓94 胆嚢は胆汁を生成する.
× 胆嚢は胆汁を貯留し,濃縮する.
内臓95 肝臓からの胆汁は左右の肝管 → 総肝管 → 胆嚢管 →胆嚢と流れる.
○
内臓96 胆嚢からの胆汁経路は胆嚢管 → 総胆管 → 大十二指腸乳頭 →十二指腸
○
内臓97 膵臓は純粋な内分泌腺である.
× 膵臓は外分泌腺であり内分泌腺でもある.
内臓98 膵臓は腹膜後器官である.
○
内臓99 膵臓は頭部,体部,尾部の3部に区分される.
○
内臓100 膵臓の尾部はC状に彎曲した十二指腸に囲まれる.
× 十二指腸に囲まれるのは頭部である.
内臓101 ランゲルハンス島は消化液を分泌する細胞が密集する部分である。
× 内分泌細胞が密集する部分である。そこにA細胞(グルカゴン)、B細胞(インスリン)、D細胞(ソマトスタチン)が存在する。
内臓102 膵液を運搬する膵管は十二指腸に開口する.
○ 膵管は総胆管と合して十二指腸に注ぐ.
内臓103 腹膜後器官には胃,十二指腸,膵臓,腎臓,副腎,尿管などがある.
○ 胃は腹膜後器官ではない.
内臓104 男性の直腸膀胱窩をダグラス窩という.
× ダグラス窩は女性の直腸子宮窩である.