大村接骨院

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2019年02月01日

朝日医療大学校3年生へ確認お願いします

こんにちは大村接骨院の大村です。
1/31の授業でした特論Ⅳ整形外科No5の解答解説です。


Q1 解答23
先天性股関節脱臼は女児に多い。この疾患はリーメンビューゲル装具のようなブカブカ装具を用います(股関節を伸展、内転させないような装具)

Q2 解答4
M字開脚のような肢位が赤ちゃんの股関節にとって安定した安全な肢位です。このM字開脚のような肢位を取らせるのがリーメンビューゲル装具です。

Q3 解答3
足根中足関節で末梢の中足骨は内方を向いてます。
扁平足を合併します。

Q4 解答4
モートン病は第3・4中足骨頭間でおこる紋扼性神経障害です。第3・4趾間が痺れます。深横中足靱帯が関与します。

Q5 解答2
15歳前後の男性に多い疾患です。
好発場所は膝蓋骨の上外側です。ここは外側広筋が付着する場所になります。裂離骨折ではなく成長過程の癒合不全と考えられています。

Q6 解答3
大腿骨頭は後方へ滑り落ちることが多いです。
思春期の男児、肥満傾向の子に多いとされています。

Q7 解答1
小殿筋は股関節内旋筋の主動作筋です。絶対に覚えましょう。

Q8 解答2
すべり症は男児に多い疾患です。

Q9 解答2
不幸の3徴候の発生機転ですね。

Q10 解答2
外側半月板が内側半月板より可動が大きいと言われる理由に1)付着部の2点間が狭いこと、2)外側側副靱帯と線維を交えてない事、があります。

Q11 解答1

保存療法、手術療法ともにスポーツ復帰まではおおよそ6カ月(手術療法の方が若干短いかもしれない)、手術療法の方が再断裂のリスクがやや少ない。

Q12 解答34
外反母趾は女性に多く、母趾は爪が内を向きやすいので内旋しやすい。前足部が開く開帳足になりやすい。バニオンとは母指MP内側にできた滑液包炎である。

Q13 解答2
選択肢の全て先天性股関節脱臼の所見であるが、信頼性が高い!という意味では脱臼を再現しているオルトラーニクリック法は脱臼そのものを表しているので信頼性が高い。

Q14 解答1

ステロイドやアルコール多飲は特発性大腿骨頭壊死の危険因子である。

Q15 解答4
MRI写真はありませんが、年齢、お酒、タバコというキーワードから特発性大腿骨頭壊死のリスクが高い。

Q16 解答1
第1ケーラー病は小児舟状骨の骨端症である。予後良好である。

Q17 解答2
三角骨は距骨の後方に存在することのある副骨である。底屈すると脛骨下端後面に衝突し痛みが出現することがある。

Q18 解答2

二分靱帯は踵骨前方突起から舟状骨と立方骨に二つに分かれてVの字に張る靱帯である。内返し捻挫の受傷機転の際に損傷している可能性がある。

Q19 解答3
過労性脛部痛とはシンスプリントの事なので脛骨の中央から下端の内側部の痛み。
扁平足やエックス脚があると脛骨内側部に負担がかかりやすい。

Q20 解答2
OAの初期症状は起床時痛や初動作時の痛みである。膝OAは中年期以降の女性に多く。内反変形を呈する。

Q21 解答4
棚障害は滑膜ひだが原因である。
膝蓋骨の内側に痛みを出すことが多い。
膝蓋大腿関節(PF関節)に嵌頓し痛みを出すこともある。

Q22 解答3

尻上がり現象が陽性という事は大腿直筋が硬い(短縮)しています。大腿直筋が緊張すると膝蓋靱帯を介して脛骨粗面への負担が加わりオスグットが発症しやすい。

Q23 解答24
離断性骨軟骨炎の好発部位は肘と膝、好発年齢は10-20歳代。
肘:上腕骨小頭に好発、野球肘の外側型である。
膝:内顆に好発

Q24 解答3
尻上がり現象が陽性となるのは大腿直筋の拘縮である。よって外側広筋、内側広筋、中間広筋タイプでは陽性となりにくい。

Q25 解答2
O脚の場合:腸脛靱帯炎
X脚の場合:鵞足炎

Q26 解答4
膝のアプリヘンジョンサインは膝蓋骨脱臼をしやすい患者さんで陽性となる。
アプリヘンジョンとは不安感と言う意味。

Q27 解答2
軽度は90度以上屈曲できるもの
中等度は90度まで屈曲できないもの
重度は45度以上屈曲できないもの

Q28 解答23
大腿骨頭壊死には特発性(一次性)と症候性(二次性)がある。
一次性にはステロイド、アルコール
二次性は大腿骨頚部骨折、股関節脱臼、潜函病

Q29 解答13
2)骨頭は後方へ転位する
4)可動域制限は内旋や屈曲

Q30 解答3
ペルテス病は
1)痛みの部位としては大腿内側や股関節である。
2)男児に好発する。
3)大腿内側に痛みが放散するので膝の疾患と見間違えることがある。
4)骨端症である。

Q31 解答4
膝蓋骨脱臼ではQ角の増大(膝外側角では減少)

Q32 解答13
1)下駄骨折である。
3)行軍骨折は第2・3中足骨骨幹部である。

Q33 解答2または3
※夜間部の方には2とお答えしてましたが3も正しい文章です。

1)ソープの分類ではⅢ型
4)成長段階での癒合不全である。

Q34 解答2
脳神経で自律神経線維(副交感神経)を含むのは「みなとく三七十九」である。
第3脳神経:動眼神経
第7脳神経:顔面神経
第9脳神経:舌咽神経
第10脳神経:迷走神経

Q36 解答1
横隔神経は頚神経叢から出る。
頚神経叢C1-C4

Q37 解答14
ホルネル徴候は上部交感神経の障害である。上部交感神経は腕神経叢であるとT1に存在し、腕神経叢下位型の損傷でホルネル徴候が出現する。
肺尖部癌も腕神経叢の下縁に浸潤するためホルネル徴候が出現する。

Q38 解答2
精巣は胎生期に腹腔で発生するので腹大動脈から栄養血管を得ている。それが精巣下降をして陰嚢まで下がっていく。

Q39 解答3
絶対重要! 痛覚・温度覚の受容器は自由神経終末である。つまり特殊な受容器は持っていない。

Q40 解答3
ポリオは別名:脊髄性小児麻痺(急性灰白髄炎)といいます。ポリオウイルスは侵すのは脊髄の前角にある前角細胞(運動の2次ニューロン)である。

Q41 解答1
開設の必要ないですよね。

Q42 解答12
思春期に好発するものにショイエルマン病もある。

Q43 解答1
臼蓋形成不全と関係が深いのは先天性股関節脱臼である。

Q44 解答23
これは前の問題で解説してます。

Q45 解答1

副交感神経のみ:瞳孔括約筋
交感神経のみ: 瞳孔散大筋、腎、副腎髄質、汗腺、立毛筋、血管
両方促進:唾液腺

以上



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